金は人類史上、価値の貯蔵としてみなされ、紀元前6世紀半ばのリディアのクロイソス王による金貨鋳造以来、金銭の概念とされてきました。過去5世紀に渡り、金は金属と世界の主要通貨の関連が断ち切られた1971年まで、金本位制とブレトン・ウッズ協定のもと有形通貨から紙幣通貨のアンカーとして進化してきました。以来、金は世界の中央銀行だけでなく、増え続ける不換通貨や債券の発行と共に、経済と市場のハイパー金融化を富の保存と成長への脅威であるとみなす投資家に対しては、資産の選択肢の1つとしてその地位を維持してきました。

Greshamのゴールド戦略は、投資家の皆様が、金のエクスポージャーをレプリケーションすることで、通常はポートフォリオの残りを構成する金融資産よりも、供給に乏しい資産へのエクスポージャーを通じてポートフォリオのさらなる分散化を図れるようにします。金のエクスポージャーは、政情不安や世界的債券、通貨インフレーションが悪化すると考えられる状況で、ポートフォリオの成長をもたらすと期待されます。こうした期待の根底には、金が誰の責任でもない資産であるという事実があります。
グレシャムゴールドの目標は、Bloomberg Commodity Index Total Return(「BCOMTR」)のコモディティグループサブ指数であるBloomberg Gold Subindex Total Return(「BCOMGCTR」)を可能な限り近いレプリケーションを実現することです。BCOMGCTRは、高い流動性と透明性が特徴の金貨や金地金、ETF、金鉱株への投資に代わるもう1つの選択肢です。BCOMGCTRは米国ドル建てで、CME Groupの商品であるCOMEX 100ozの金先物へのエクスポージャーですべて構成されています。グレシャムゴールドのリターンは、4つの因子の集約により発生します。
- 金先物価格の変動
- ファーストノーティスより前に先物ポジションをロールオーバーするコストまたは利益
- 先物の手数料コスト
- 米国ドル建ての米国債3か月(T-bills)に投資された担保金のリターン
グレシャムゴールドは、Greshamコモディティチームが運用いたします。
すべての投資には元本の喪失を含むリスクが伴います。
過去の業績結果は必ずしも将来の結果を示すものではありません。